【白血病 闘病記】

2022.8〜 急性骨髄性白血病を発症。別ブログで【闘病記】を書いていたものを、こちらにも残しておきます

【闘病記.再発】良くない話ばかり

 

 

 

 

 

16(火)の外来 16時半〜
家族同席で今後の治療方針を聞く。

 


5(金)のマルクとHLAの何かの?血液検査結果。
いい話がないまま淡々と進み、呆然…

 


移植出来ないことも視野に入れ…る、かー


弱い抗がん剤治療での移植無しでの寿命の中央値を見て愕然…
全生存期間中央値は14.7ヶ月。
人それぞれだし、高齢者が多い数値だから、と。

 

 


良くない話がまだあり


HLAの抗体検査?が陽性となり、移植時に不利益となってしまうらしい。
以前は陰性だったが、初発時の輸血が原因かもしれないとのこと。陽性であっても移植出来ないことはないらしいが…

 


もう一つ、
移植時に使用している薬品、「アルケラン」の「出荷調整」とやらで全世界的に不足となり、再入荷見込みは8月以降…スイスの薬品会社でしか作ってないとか。


今現在は薬品はまだあるが、七月以降はなくなるらしい、いや、あるんだろうが、移植者の優先順位があるのかも。
この薬品が入荷しない場合、他薬品も考えているのだろうが、日赤ではこのアルケランでの実績のみらしく、今後がまだわからない。

 


なので、1クールでうまく寛解しても、地固めが長くかかるかも?待ち期間が長くなるかも…

 


と、


何だか歯切れの悪い説明も多かった…

 

 


まだもう一つ、
入院予定日は1週間後の23(火)だが、今、血液内科病床(西棟)がいっぱいで延期になる可能性もある、とのこと。
月曜日夜まではっきりとはわからない。


入院はこれで6回目だが、入院前にこんなことを言われたのは初めて。もしかして、1クールも自宅投薬治療にでもなるのかしら?と勘繰ってしまう。

 


5時には説明が終わり、夫と娘は先に帰宅し、私は時間外だけどCTを取り、入院手続きをし、会計やらいろいろ済ませヨロヨロ病院を出た。

 

 

 


移植出来ないかもしれないこと
再発寛解率の低さ
再発移植の生存率
アザシジン+ベネトクラクス療法の高額費用
移植無しの場合の余命…
娘のこと
何より娘のこと

 

 


暗い話ばかり!


初発の白血病宣告時よりショックで、帰りの運転も頭がいっぱい…   悶々としてしまうのを何とか気力で7時には帰れた。(私は最近8時には力尽きて床に着く)

 

 


「ただいま…」
よろよろとリビング開けると、

 


6時前に帰宅した夫と娘は、作っておいた夕食を食べ終わり、録画したドラマを観てくつろいでた。いい場面だったのか、私をチラ見しだけ、ドラマに夢中!

 


いつもの2人…

 


食べ終えた食器は食洗機に入ってた。

 

 

 


あー!
もー!

 


私なんかいなくてもいいんじゃないかー

 


シクシク
イライラ
モヤモヤ

 


手相の生命線なぞってしまう。

 


発泡酒2本飲んだ!
久しぶりの2本だよ!

 


あー
もうっ
なんだか全てがイヤになるー

 


死にたくないけど死んでもいいわ、もう!

 


投げやりになるわー

 


ヤケになった夜だった。

 

 

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二晩経って、
やっと気持ちも落ち着いてきました。

 


気持ちの切り替えが本当に時間かかりました。

 

 


まずは1クール目の入院を無事に終わらせよう。
寛解を目指す。
低くても目指す。
望みは捨ててはいけないですね。