きの【白血病 闘病記】

2022.8〜 急性骨髄性白血病を発症。別ブログで【闘病記】を書いていたものを、こちらにも残しておきます

【闘病記】七草がゆとリハビリ軟食

こんにちは。

今日は七草粥の日ですね。

 

 

最近料理に目覚めた娘中1が「夕食何にしよう?」と夫のLINEで連絡がきました。

 

 

七草粥は?」

 

「えー、難しそう」

 

「七種類なくてもいいんだよ。お母さんのはいつも二、三種だよ。刻んだお餅入れてるよ。今日食べると風邪ひかなくなるんだって。あとさ、お粥はダイエットになるし!」

 

と、

『ダイエット』が決め手になり、娘さんはやる気になったようで。

 

 

「玄米粥にしてみる〜!今から七草セットを買いに行ってくる〜!」と。

 

 

時既に16時過ぎ。

七草、あるかな?

 

 

「どうか割引シールが貼ってありますように」と願うお母さんでした。(だって七草セットはお高いんですもの、草なのにダッシュ

 

 

 

夜、娘から写真が届きました!

 

★ダイエット七草粥

 

玄米ご飯に七草を入れて、雑炊みたいなお粥ですが、娘よ、よく頑張りました!

 

七草セットではなく、【七草フリーズドライ】を買ったようです。今はそんなのもあるのですね。

 

お値段、230円位。

意外とお安いのね。

 

本物の七草で作るのは来年かな。

来年は一緒に作れるといいな!

 

 

病院でも、朝食に七草粥が希望者に出されました。入院中も伝統食を味わえるっていいですね。

 

 

私も食べたかったのですが、今はリハビリ食のためありつけず。お隣さんのを見させてもらい、お正月の終わりを感じました。

 

 

 

 

お粥繋がりで、私の食事をちょっと紹介です。

 

 

 

4日からリハビリ食が始まり、三分粥→五分粥→七分粥→全粥→普通食、のスケジュールです。

 

 

 

 

8日ぶりの病院食。

★リハビリ1日目のお昼、三分粥定食★

 

とろとろ〜

 

卵焼きはわかる。

でも、この手前のは何だろう?

奥のスープは何スープ?

 

 

口に入れるの、ドキドキします。

 

(何を食べさせられるんじゃ?)

 

と、脳がね、躊躇しています

 

 

スープは冷たかったので、ビシソワーズかな?と想像したけれど、ひと口食べてハズレ。

 

じゃあ何スープ?

 

想定外の甘いスープでございました

 

 

 

お粥は大好きなので嬉しいのですが、軟食というのかな?すり潰した食事がどうにも苦手で…

 

 

完食には至らず、退散

 

 

 

★リハビリ2日目、五分粥定食 朝食です★

 

ミネストローネは見た目と匂いと脳内予定がマッチし、美味しくいただけました♡

 

 

右奥には謎のすり潰しおかず…

五分粥になったので、こちらは完全すり潰しでなく、所々につぶつぶがあるのです。それがまた何とも…舌触りがね。

 

つぶプリッつぶプリッ

 

うーむ。

 

退散

 

 

いきなりクイズです!

手前のデザートの黄色いフルーツ。

何でしょうか?

 

 

 

答えは…最後に!

 

 

って、

 

 

引き伸ばしません。

 

 

パイナップルでした〜♪

 

 

貴重なデザート!嬉しい!

 

ですがね、パイナップルは好きなのに、軟食にされると食べる気が無くなる不思議。

 

 

 

★昨夜の七部粥定食

 

メインは柔らかい固形物に格上げです!

 

でも左上のすり潰しは何だろう?

 

ツナ?

 

違った。

 

お魚味の何か???でした。

 

何の魚かわからないところで、脳がストップかけちゃいました。

 

あ〜、退散

 

 

 

そして、今日から全粥です!

 

 

もう謎の物体は無いはず。

 

 

★今夜の全粥定食★

 

主菜は柔らかい固形になってました。

フルーツも固形、マンゴーです♡

頑張って、七割は食べました!

血球値も上がるに伴い、お腹の調子も回復傾向。腹痛なく食べられる幸せ。

 

 

 

今回ね、

このすり潰しおかずをいただき感じたこと。

 

 

すり潰しやゼリー状の物を食べる時に、何を食べるのか、どんな食材なのかを分かっているのって大事だなぁって。

 

 

「柔らかいから食べやすい」だけではないのですね。食べるものが何だか分からないと口に入らない。知りたいのです。

 

 

私はまだ介護を経験していないのですが、よく映像とかで観る、介護食をお口に運ぶ時に「これは◯◯ですよ〜」とか話しかけるの。これって大事なんだなぁと。

当たり前ですが、食事ってただ口に入れるだけではないのですね。

 

これは老人介護だけでなく、赤ちゃんにだってそうなのかも。「これはお魚さんだよー」とか、話しかけてあげる。

離乳食時期は無意識にやっていたけれど。聞いてるんだかわからない赤ちゃんにだって、話しかけることは大事なのだなと、改めて思いました。

 

 

今後、もし、両親や親戚や誰かの介護食のお供をすることがあったら、しつこいくらい「これは◯◯のすり潰しだよ♡」とか、話しかけてあげよう!

 

 

軟食に辟易していましたが、この経験はいつか必ず何かの役に立つ。そう思いました。