きの【白血病 闘病記】

2022.8〜 急性骨髄性白血病を発症。別ブログで【闘病記】を書いていたものを、こちらにも残しておきます

【闘病記】20日ぶりの食事

2月3日から食事中止になり点滴で生きてきましたが、腸炎も落ち着いてきたので今日から食事再開になりました!

20日ぶり!

 

 

食事中止は3回目ですが、さすかに20日間も食べないでいるなんて、この先の人生でもまずないでしょうね。よく生きていられました

 

 

食事もリハビリが必要で、まず、

 

流動食→三分食→五分食→七分食→全粥→通常食 の流れで、治療の一環として進めていきます。

 

 

 

4クール目もリハビリ食開始して、退院の流れになったので、ここを乗り切れば(ぶり返しなければ)退院できそうです。

 

 

 

久しぶりのお食事

水曜日のお昼です

 

重湯にジュース3本

ジュースはいつか飲む用に冷蔵庫へ♡

 

 

 

 

 

夕食は、

わんこそば?

 

 

 

何が入ってるか期待と不安

 

 

 

蓋を開ければ、汁物オンパレード。

お味噌汁のうわずみは、私が栄養士さんに頼んだので、通常より汁物だらけです

ジュースは冷蔵庫へ〜

 

 

お味噌汁、かき玉汁、コーンスープ。

これを半分ずつ飲んだら、もうお腹いっぱい。

重湯はスプーンで混ぜ混ぜしての遊び食い。幼児かっ?遊ぶだけで食べられませんでした。

 

 

 

重湯…

苦手です

 

 

なせなら、私にとっては「糊」だから。

 

 

昔、祖母が障子の張り替え時に、ご飯粒をすり潰して液体のりを作っていたことを思い出します…

 

 

その液体のりを、ちょっと舐めて不味かった記憶が蘇ります。

 

 

実家は大農家の家屋。

 

師走近くになると何枚も何枚も障子を張り替えて、幼き頃は少し手伝っては飽きて遊び始めたり。

 

 

 

普段は率先して家事や農業をやらなかった(ようにみえた)祖母が、嬉々として障子張り替えしていた姿まで思い出す。

 

 

おばあちゃん子だった。

 

 

重湯を見ていて、祖母を思い出すなんて。

 

 

あの時の糊。

 

ご飯粒の糊。

 

 

死んだら祖母に会えるのかな。

 

いつの時代の祖母に会えるのかな。

 

 

 

ああ、もう

死まで意識してしまう

 

 

頭だけはいろんなことを想ってはフル稼働だ。

ぐるぐる頭がよく回る。

体調が良くなってきた兆しだと思い込もう。