世の中にはいろいろな記念日がありますよね。
結婚記念日や付き合った記念日、1番は誕生日?
私は毎年、1月3連休になると思い出す記念日があるのです。
それは、断乳した日のこと。
今は、断乳ってあまり言わないのかしら?
卒乳?
無理にやめさせないで、子どもが満足するまで与えましょう、な風潮でしょうか?
私は、娘っ子が1歳3ヶ月の時に「断乳」でした。私が耳の病気になり服薬しなければならなくてね、仕方なく。
断乳すると決めてからは、育児本を読んだり先輩ママに聞いたり…策を練ったっけ。
以前、職場でこの私の断乳話をしていたら、
出てくる出てくる思い出話。
きょうだいそれぞれに思い出がある。
おっぱいに怖い絵を描いて断乳した話とかね。
これ、ある意味
ショック療法だねー(笑)
私は1週間前から娘に言い聞かせる方法、
これはある意味
洗脳だーとか、(笑)
大笑い。
そんな話の流れから、娘にもこの職場での話をし、寝る前にあの時のお母さんの気持ちを書いた日記を読みました。
***
2011年1月
おっぱいが大好きな1歳3ヶ月の娘と、
おっぱいをあげるのが大好きな母。
おっぱいとさよならをするのはさみしいけれど、母親の都合で断乳を決意。
断乳を決めてからの1週間は、
「もうじきおっぱいバイバイだよ」と言い聞かせ、娘もわかっているような素振りを見せる。
私が「バイバイ」と言うようになって、昼も夜も私の胸を探し、おっぱいにありつけると、
“こんな幸せはない♡”
というようなご満悦顔。
その顔がかわいくてかわいくてたまらない。
断乳初日の朝、たっぷり与えて、布団の中でごろごろしながら遊び飲みをさせる。
これで最後かと思うと涙が自然とわきでてしまう。
初日の夜にぐずぐずしたけれど、2日目からはあっけなくおっぱいとバイバイできた娘。
母は
うれしいけれど
さみしいよ
おっぱいを吸うおだやかな顔・・・
やわらかなぬくもり・・・
あたたかくやさしい時間・・・
すべて娘からの贈り物。
そんな授乳期間だった。
ありがとう。
母は忘れないよ。
「おっぱいバイバイ、
おっぱいおつかれさま、
しあわせな時間をありがとう」
***
子育ては大変なことの連続
大きくなっても心配はつきない
イヤになることもある
投げ出したくなることだってある
だけど
子どもは無意識に
いろいろな記念日を与えてくれる
あったかい記念日を