きの【白血病 闘病記】

2022.8〜 急性骨髄性白血病を発症。別ブログで【闘病記】を書いていたものを、こちらにも残しておきます

☆子育て☆ 子どもからの記念日

世の中にはいろいろな記念日がありますよね。

結婚記念日や付き合った記念日、1番は誕生日?

 

 

私は毎年、1月3連休になると思い出す記念日があるのです。

 

 

それは、断乳した日のこと。

 

 

今は、断乳ってあまり言わないのかしら?

卒乳?

無理にやめさせないで、子どもが満足するまで与えましょう、な風潮でしょうか?

 

 

私は、娘っ子が1歳3ヶ月の時に「断乳」でした。私が耳の病気になり服薬しなければならなくてね、仕方なく。

断乳すると決めてからは、育児本を読んだり先輩ママに聞いたり策を練ったっけ。

 

 

 

以前、職場でこの私の断乳話をしていたら、

出てくる出てくる思い出話。

きょうだいそれぞれに思い出がある。

 

 

おっぱいに怖い絵を描いて断乳した話とかね。

これ、ある意味

ショック療法だねー(笑)

私は1週間前から娘に言い聞かせる方法、

これはある意味

洗脳だーとか、(笑)

大笑い。

 

 

そんな話の流れから、娘にもこの職場での話をし、寝る前にあの時のお母さんの気持ちを書いた日記を読みました。

 

 

 

***

 

20111

 

 

おっぱいが大好きな1歳3ヶ月の娘と、

おっぱいをあげるのが大好きな母。

 

 

おっぱいとさよならをするのはさみしいけれど、母親の都合で断乳を決意。

 

 

 

断乳を決めてからの1週間は、

「もうじきおっぱいバイバイだよ」と言い聞かせ、娘もわかっているような素振りを見せる。

 

私が「バイバイ」と言うようになって、昼も夜も私の胸を探し、おっぱいにありつけると、

 

 

こんな幸せはない♡”

 

というようなご満悦顔。

 

その顔がかわいくてかわいくてたまらない。

 

 

 

 

断乳初日の朝、たっぷり与えて、布団の中でごろごろしながら遊び飲みをさせる。

 

 

これで最後かと思うと涙が自然とわきでてしまう。

 

 

初日の夜にぐずぐずしたけれど、2日目からはあっけなくおっぱいとバイバイできた娘。

 

 

 

 

母は

 

うれしいけれど

 

さみしいよ

 

 

 

 

 

おっぱいを吸うおだやかな顔・・・

 

やわらかなぬくもり・・・

 

あたたかくやさしい時間・・・

  

 

 

 

すべて娘からの贈り物。

 

 

そんな授乳期間だった。

 

 

ありがとう。

 

 

母は忘れないよ。

 

 

「おっぱいバイバイ、

   おっぱいおつかれさま、

   しあわせな時間をありがとう」

 

 

 

 

***

 

 

 

 

子育ては大変なことの連続

 

大きくなっても心配はつきない

 

イヤになることもある

 

投げ出したくなることだってある

 

 

 

だけど

 

子どもは無意識に

 

いろいろな記念日を与えてくれる

 

 

 

あったかい記念日を