【白血病 闘病記】

2022.8〜 急性骨髄性白血病を発症。別ブログで【闘病記】を書いていたものを、こちらにも残しておきます

【闘病記】仕事のこと

見ていただきありがとうございます。

 

急性骨髄性白血病M2型)202282日から闘病中。夫と中1娘の3人家族、高齢お母さんです。自身の闘病生活を、誰かのために自分のために、【期間限定を目標】に綴っていきます。

 

1クール目 寛解導入療法寛解 8/2(火)〜9/6(火)

       地獄絵図の副作用

       一時退院 9/6(火)〜9/14(水)

2クール目 地固め療法1回目 9/14(水)〜10/8(土)

       一時退院 10/8(土)〜11/1(火)

       帯状疱疹で地獄再び、入院延期

3クール目 地固め療法2回目 11/1(火)〜11/29(火)

       一時退院 11/29(火)〜12/13(火)

       お出かけできて幸せな2週間

4クール目 地固め療法3回目 12/13(火)〜1/11(水)

       一時退院 1/11(水)〜1/24(火) 

5クール目 地固め療法4回目 1/24(火)〜2/27(月)

 

               本退院 2/27(月)

    

    〜入院生活延べ 156日〜

 

退院後 自宅療養 約1ヶ月

      2/27(月)〜3/31まで 

4月1日 時短で職場復帰 

                           月1.2回の外来開始〜

6月20日〜 WT1検査は隔月に 今ここ

7月18日  5回目の外来 予定

 

 

 

前回からの続きになります。

 

 

 

 

 

白血病の告知があった7月29日。

夫へのLINEを探してみましたら…

なんてまぁ、業務連絡なやりとりでしょう

 

 

 

***

 

 

 

病院を終えた後、18時頃、上司と市の職員の方へお話しに行く。

個室に案内されました。

 

 

半年間は治療になるため、休職希望の旨をお話。(仕事は不登校生徒の支援をしています)

 

 

代わりの教室運営の先生への引き継ぎ、二学期からの心理実習生を受け入れられないこと、夏休み中の支援会議や保護者面談のキャンセルなど、差し当たって急いでやることを話す。

 

 

不幸中の幸いなのは、夏休み中のため2学期開始まで時間があること。

 

 

この時は冷静に話ができたように思い返してます。

 

 

上司からは、

池江璃花子選手も復帰してメダル取れたんだから、大丈夫だよ!」と励ましてくださいました。

(ちなみに、白血病は不治の病ではないことを世に知らしめてくれた池江選手、素晴らしいです、尊敬しかありません。だけど、私の世代では、白血病夏目雅子本田美奈子なんだよなぁ)

 

 

 

 

 

仕事は…

正直なところ代わりは何とでもなる。

どんな職務であろうと、仕事は所詮シゴトだ。

そ、シゴト、シゴト、

そう自分に言い聞かせていました。

 

 

 

でも、でも、でも、

やっぱりダメなんです。

どうしても後のことは気になります!!

人相手の仕事です。

ステマチックになんていかないもの。

 

 

本音は、生徒達が心配です。

生徒達を思うと泣けてきます…

特に中3生2名の学習意欲が湧いてきて、進路も前向きになってきて、教室へ通うのも定着してきたところなのに。

 

 

「これから」だったのに…

 

 

心惜しくて悔しくて悲しくて。

涙が溢れるのを抑えていました。

 

 

本来は、仕事って、誰に変わっても業務を滞りなく遂行できることが大事。誰かがいなくなって、ガタがくるではダメでしょう。職人ではないのだから。

スムーズにスマートに

 

 

 

ああ、だけど、そんな、ね、単純なことではないんだよね。

 

 

 

「予定では2月中旬には復帰して、受験前には戻れると思います。」

 

 

仕事に戻りたい。

子ども達に会いたい!

中3生の受験前には戻ろう。

それを目標に治療を頑張っていこう。

最短で終わらせてやる!

 

 

【雪解けの頃に復帰する!】

 

 

自分の心を奮い立たせました。

 

 

 

***

 

 

 

今振り返っても、この仕事への思いが自分の治療を支えてくれていたことは間違いありません。

結果的には…雪解けにはとてもとても間に合わなかったのですがね(涙)

卒業式後に生徒達に会えたことが何よりの幸せでした。こんな私のことを待っていてくれ、心配してくれ、支えてくれていた生徒達や保護者の方に感謝しかありません。

 

支援業?だなんて、恥ずかしい。

子ども達を支援するなんておこがましい、私が支えてもらってたのだ、仕事を通して。

 

 

 

 

ところで、

目標や夢って、

病気と闘う上で、やっぱり欠かせないものだなと実感しています。

良くなってからやりたいこと、【夢、目標、希望、何より前向きな思考】

これがどんなに病魔をやっつけてくれるものか…薬も大事だけどこの思いも大事。エビデンスはないにしろ、この思いは絶対大切!と、今なお思い、闘い続けたいと思います。