GW後の2週間、何だか毎日用事が入っていて、本日やっと何もない1日。家事もやらずにひたすらベッドから動かないでおります。
というのは、昨日土曜日の娘の参観日、1時間立ちっぱなしでヘトヘトになりました。
動いているほうが楽な性分であるからか、“ただ見てるだけの立ちっぱなし” は私の体力消耗度 大! であることに気付きました。
ガン治療後の日常生活は、どんなふうに回復していくのでしょうね?
基本はゆっくりゆっくり。血球回復と共に元の生活に戻れるのでしょうが、人それぞれなのかと思います。また、化学療法だけで終えた方と移植した方とではかなり異なるのかと思いますが、驚異的に回復している方の話も見聞きします。
例えば、同時期に知り合った臍帯血移植の同年代男性の方は、自営業ということもあり、退院後1ヶ月もしないうちにお仕事をしているし、ビールも飲んでおるぞ!(twitter情報、Sさ〜ん、お元気そうで)
そうかといえば、実家のお母様に来てもらい家事や子育てなどお願いしているガン仲間さんもいます。その方、40代ママさん、臍帯血移植後2ヶ月で退院という、新記録のスピード回復とのことでした。(ガン仲間情報)
同じ化学療法仲間のママさんは、1ヶ月しないうちに自転車でけっこうな距離を走ってらっしゃる(ガン仲間LINE情報)
私もなんだかんだでゆっくりしていなくて
5月から仕事は週4回15時までに増えたし、先週末は娘を連れて実家帰省をして、幼馴染や高校時代の友人に会ったりと。
実家は高速で2時間ほどなので、姉妹からは心配もされましたが、運転はそんなに疲れませんでした。
思春期真っ最中娘に農作業させたい親の欲
このところの私は、先月の再発疑いもあったことで、「人に会っておきたい!」気持ちが高まっている感じです。
帰省時には25年ぶりに旧友にも会えたし、先週は知り合って間もないママ友さんとも初ランチもできたし、実家では甥っ子や親戚も集まりまるでお盆か正月のよう。
これも全て、
再発した時に、“あれをしておけば良かった”とか、後悔したくないから。
(えっと…前向きに再発前提で生きているのです)
よく、
シニアの方や闘病中の方など、死を意識した時などに、
後悔しない生き方をしたい
と見聞きしますが、
そもそも、それってどんな生き方なのかな、って最近考えてます。
私はブログでも日常でも口に出しているな、【後悔したくない】って。入院していた時なんて、口癖みたいに言ってたっけ。
私がまず思うのは、
おいしい物を食べておこう
行きたい所へ行っておこう
会いたい人に会っておこう
とか?
何だか…
あれ?
自分の欲ばかりじゃないかー!
自分の欲のピースをただただうめていく人生。そんなのって、
そんなのって、
虚しくないか、私。
って、考えてしまうのですね。
何か行動を起こすにあたり、【やった後悔よりやらない後悔のほうが大きい】というよくある格言のとおりだなと思っていて。娘にも「迷うならやっといたほうがいいよ」と言い聞かせているのですが。
だけど、アレしたいコレしたいソレ忘れないでやっておこう、みたいな欲をうめるような作業に少し辟易している自分がいます。
何か違う。
何が違うのか。
自分の中で、結論は全くもって出ていません。
【後悔しない生き方】
ってどういうことなのでしょうね。
一生かけて
探して
追い求めて
迷って
また探して
そうしてもがき続けていく
ああ、
そうやって、
もがき続けられるというのは、実は幸せなことなのかもしれないな。