きの【白血病 闘病記】

2022.8〜 急性骨髄性白血病を発症。別ブログで【闘病記】を書いていたものを、こちらにも残しておきます

【闘病記】再検査

再検査の日。

 

退院してから筋肉痛であちこち痛いので、病院に行く前に、マッサージ屋さんへ行ってきました。

 

 

 

 

上半身集中もみほぐしコース。

45分で2800円。  

プチ贅沢です。

 

担当は女性スタッフさんで、お若い頃に子宮癌治療もされたとのことで、そんな話もしながらモミモミ。

人の手で揉んでもらうのって、なんて気持ちが良いのでしょう。朝から贅沢な時間を過ごせ、血の巡りも良くなった、はず!

採血結果も良くなってるかな、少しくらい上がってるといいんだけど

 

 

 

 

期待するからいけない。

 

 

ダメでした。

 

 

血小板どころか、白血球も基準値以下になっていた…好中球も下がってた

 

 

早過ぎない?

 

なんでなんで?

どうしてこうなるの?

 

 

正直、再発はいつか来るだろうと覚悟はしていたのです。あわよくば2年間は再発しないで乗り切れるかなぁと期待もしていたのです。

ですが、2ヶ月も経たずに?

早過ぎて、気持ちの整理がつきませんー!!

 

 

主治医からは、火曜日にWT1とマルクの結果が出るからそれまではまだわからないとの慰めのお話。慰めなのがわかってしまう

 

 

 

せめて入院を少しでも先に延ばしてもらえるよう、GW後にと、それだけはお願いしました。

 

 

 

この当たり前の日常から、またアノ異空間にいくのか

 

 

 

私に残された時間は少ない。

 

何をやっておけばいい?

 

ぐるぐると頭の中が揺れてばかりいる。

 

 

 

考えるは今は家族のことばかり。

初発の際は、仕事の心配をしていましたが、今回はもうきっぱりと「退職」の二文字です。

 

仕事は選ばなければ何とでも探せます。

だけど、子育ては…

子どもの成長は、

「今」だけ。

 

子育ての代わりはできるけれど、

子どもと過ごす時間、この尊い時間は代わりなんてありません!

 

 

 

救いなのは、思春期娘がこのところ明るい表情なこと。帰宅後、楽しい話ばかりしてくれる。ここ2日続いている。

 

娘を悲しませたくない。

悲しませるのを少しでも先延ばしにしたい。

GWは何事もないようにいつも通りのお母さんでいよう。

 

 

 

今のこの当たり前の日常生活を慈しみながら、娘や夫と仲良くして、好きな物を食い溜めして、ああそうだ、会いたい人には元気なうちに会っておこう。

 

 

だけど、どうしたって泣きたくなるんだよね。

 

 

涙が自然と目に溜まる。

 

 

今も1人で目に涙。

 

 

「病は気から」だからって、無理に前向きにしなくていい。楽観的な自分でも、そうできないくらい悲しくなる時もある。落ち込む気持ちを無理に捨てないで、自分に優しく、受容していこう。そうやって、だんだんと現実を受け入れて、前に進んでいこう。