きの【白血病 闘病記】

2022.8〜 急性骨髄性白血病を発症。別ブログで【闘病記】を書いていたものを、こちらにも残しておきます

【闘病記】脱毛事情とウイッグ

一般的に「抗がん剤治療の副作用」というと、まず思い浮かぶのは

 

【脱毛】

 

かもしれません。

 

 

 

ガン治療の脱毛=女性は特に辛い副作用

 

のイメージ。

私は自分がガンになるまでは、ぼんやりとそう思っていました。実際、ガン治療を終えた芸能人の闘病話にも出てきますよね。徹子の部屋とかで。

 

 

 

私の場合は、抗がん剤治療開始して2、3週間でワサワサ抜け落ちました。

ウィッグが一つ出来るくらいドカンと抜ける日が2日間、その後は触れば抜けるし、帽子の中にもたまってきます。抜け落ちるまで1週間ほどはキリがない。コロコロが必需品です

 

 

 

抗がん剤治療初日に記念にパチリ

ここまで伸びるには3年くらいかかるのかな

 

 

最初の抗がん剤治療では落武者頭。

3回目くらいでほぼ抜けて、ツルッパゲ。

少しずつ生えてきて、また抗がん剤治療で抜け落ちる。生えたばかりの5ミリ程度の毛が枕元に散らばってて、それをコロコロするにつけ、この治療の破壊力を感じますね。

そして

4回目には見事なツルツル坊主頭!

 

 

5回目の昨日。眼精疲労にめぐリズム

バンダナが帽子代わりに大活躍です

 

 

 

脱毛は、髪の毛から始まり眉毛、まつ毛、その他いろいろと。毛という毛がおもしろいくらいなくなります

 

 

 

 

私は脱毛においては、さほど悲しくはなくて、むしろ白髪染めから解放されて晴れ晴れしているくらいです。

 

 

45歳過ぎた頃から、薄毛にも悩んで育毛剤をぽんぽんと頭皮に擦り込んでいたくらい、髪への執着心はあったのにね。

 

 

パサパサ髪に悩むこともないし、乾かす手間もいらないし、あ〜楽ちん。

 

 

 

このまま坊主頭で生きられたら、なんて楽でしょう

 

 

 

 

そうは言っても、いくらなんでも坊主頭は目立ちますし、このままツルツル頭では何より娘が悲しむ。

 

 

治療が終わったらまたほわほわとまだらに生えてくるので、身だしなみとしてウィッグで隠しながら生活しなきゃなりません。

あー、ツルツル頭でも目立たない男性がうらやましい!

 

 

 

 

外出用にウィッグも早々に用意しました。

 

ウィッグは医療用のはお高いので、ひとまずお安いのを購入し様子見中。今はいろんなウィッグがあって、変装気分で楽しめそう

 

 

 

 

 

 

 

私が最初に購入したウィッグは、

 

秋は2900円でしたが値上がりしてます

 

 

 

 

 

もう一つ、同じショップで、やっと購入できた一品。【楽天デイリーランキング1位獲得】ウィッグ ショート ボブ フルウィッグ Mサイズ 「ラテショート」 4980円+オプションで前髪うぶ毛カット3500円

 

 

こちらのウィッグは人気なようで、再入荷しても数時間で売り切れてしまいます。

つむじ部分のプリンヘアが自然で、ウィッグしているように見えません。

プリンヘアのウィッグ、おススメです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

脱毛は私にとっては、悲しみではなく、髪の毛の悩みを解放してくれただけでなく、退院後のおしゃれの楽しみを与えてくれた副作用。

 

せっかくなので、ウィッグや帽子で冒険しようと思います。